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国内Apple App Store「教育」カテゴリ、ダウンロード数トップは「Photomath」
MAUトップは、「mikan」

本年8月、国内Apple App Store「教育」カテゴリのアプリのダウンロード数を比較してみると、単に学習させるのではなく、新しいタイプのアプリがトップ10にランクインしていることがわかります。

トップは「Photomath」。このアプリは数式をカメラで撮影すれば、その答えを自動で表示してくれる文字認識のテクノロジーを活用した新しいタイプのアプリとなっています。

第2位は「Studyplus」で、このアプリは学習アプリではなく、自分の勉強時間・内容を管理する機能を持っており、さらにSNS機能も実装して、友達同士で勉強に関する情報交換、さらにお互いに「励まし」「切磋琢磨」できる内容となっています。

近年「教育」アプリに力を入れているのはリクルート社です。2015年から続々とアプリをリリースし、2018年8月には「スタディアプリEnglish」「スタディアプリ大学受験センター」「スタディアプリEnglish TOEIC®️L&Rテスト対策」をダウンロード数トップ10内にランクインさせています。



Figure 1 : 国内Apple App Store
「教育」カテゴリ ダウンロード数トップ10

(Source : Priori Data, Apple App Store, August, 2018, Japan)


これらの「教育」カテゴリアプリを、MAU(月間アクティブユーザー数)で見た場合、 MAUトップは、英単語アプリの「mikan」。やはり英語を学ぶユーザー数は多く、その他英語関連アプリでは「Duolingo」が第3位にランクインしています。

興味深いのは第2位に「Star Chart」がランクインしている点です。このアプリは、自分がいる場所で観測出来る星座の詳細を教えてくるアプリで、国内で月間100万人以上がこのアプリを活用しています。

国内「教育」アプリMAUトップ10の特徴とすると、MAUでは子供向けのアプリの数値が高いことが挙げられます。内容的には、「Toca Hair Salon2」、「ごっこランド」の職業疑似体験、「ドラえもん親子で漢あそび」の漢字学習、「鬼から電話」のしつけ等になっています。

Figure 2 : 国内Apple App Store
「教育」カテゴリ MAU(月間アクティブユーザー数)トップ10

(Source : Priori Data, Apple App Store, August 8 - September 6, 2018, Japan)



国内Apple App Store
「荒野行動」「PUGB Mobile」「Fortnite」徹底比較

昨年からグローバル規模で、バトルロワイヤル系のモバイルゲームが人気を博しています。今回は国内で人気の「荒野行動」「PUBG Mobile」「Fortnite」をピックアップし、2018年1月から8月までダウンロード数、売上金額、MAU(月間アクティブユーザー数)の推移を比較し、その実態を検証してみました。

ダウンロード数の推移を比較した場合、リリース日が先行した(2017年11月)「荒野行動」が先行の利で、海外でのバトルロワイヤル系ゲームのブームに乗り、早期にダウンロード数を獲得したことが推察できます。但し、ピークは2018年2月で、その後は大幅に減少しています。

「PUBG Mobile」は2018年5月にリリース。この月、「荒野行動」のダウンロード数を上回りますが、そのダウンロード数は「荒野行動」のピーク時の1/3 程度で、その後は減少しています。また「Fortnite」は2018年3月にリリースされましたが、一度も「荒野行動」ダウンロード数を上回ることはできず、こちらも減少傾向で推移しています。

Figure 1

(Source : Priori Data, Apple App Store, January 1 – August 31, 2018, Japan)

売上金額を比較した場合は、「荒野行動」が圧倒的で、ダウンロード数が減少傾向にありながらも、2018年7月を除いて、着実に売上を伸ばしています。逆に「PUBG Mobile」「Fortnite」の売上金額は、「荒野行動」の1/10以下で推移しています。

Figure 2

(Source : Priori Data, Apple App Store, January 1 – August 31, 2018, Japan)

最後にこの3アプリのMAU(月間アクティブユーザー)を比較した場合、「荒野行動」のMAUは、他アプリを圧倒していますが、2018年5月をピークとしてその後は減少しているのが分かります。逆に「PUGB Mobile」と「Fortnite」のMAUは増加傾向にあり、2018年8月においては、「荒野行動」のMAUの半分に迫る勢いとなっています。

Figure 2

(Source : Priori Data, Apple App Store, January 1 – August 31, 2018, Japan)


国内就職・転職関連アプリのダウンロード数トップはジョブ・サーチの「Indeed」
「Indeed」はアルバイト求人アプリでも上位にランクイン

本年7月、国内就職・転職系のiPhoneアプリのダウンロード数を比較してみると、世界ナンバーワンのジョブ・サーチエンジンを持つ「Indeed」が、他アプリを大きく引き離してトップになっています。「Indeed」は本年5月にリリースした「インディードバイト探し」アプリでもダウンロード数を増加させており、就職・転職カテゴリでは、ジョブ・サーチ系のアプリに人気が集まっていることが推察されます。

注目は、第8位の「JOBKUL」。このアプリもジョブ・サーチ系の転職アプリですが、このアプリではチャットで転職相談を受けることができ、さらに応募フォーム作成などのサポートも行っています。このようなきめの細かいサービスが受けて、ダウンロード数でトップ10内にランクインしています。

Figure 1 :

(Source : Priori Data, Apple App Store, July 2018, Japan)

Figure 2 :

(Source : Priori Data, Apple App Store, July 2018, Japan)

スクリーンショット

(Source : Apple App Store)


2018年リリースゲームアプリでMAU上位はバトルロイヤル系
現在MAU急増アプリは「Identity V」

本年リリースされたiPhoneゲームアプリで、今どのアプリが一番プレイされているのかをMAU(月間アクティブユーザー数)で比較すると、上位は昨年から世界的に人気を博しているバトルロワイヤル系のゲームアプリが日本でも上位にランクされていることが分かります。

トップは韓国PUBG Corporationの「PUBG MOBILE」。バトルロワイヤル系ゲームのブームを作ったPCゲーム「PUBG」のモバイル版で、国内においても月間200万に迫るユーザーがこのゲームをプレイしています。また第3位の「Fortnite」も米国Epic Gamesがリリースしたバトルロワイヤル系ゲームとなっています。

注目は、第2位中国NetEase Gamesが開発した「Identity V」。本年7月5日にリリースされたのにも関わらず、すでにMAUは174万、同期間のダウンロード数も70万を超えています。このゲームはプレイヤーがサバイバー(最大4人)とハンター(1人)に分かれて戦う、非対称型対戦サバイバルホラーゲーム。完全日本語対応しており、新しいタイプのホラーゲームとして現在ユーザーが急増しています。

Figure 1 :

(Source : Priori Data, Apple App Store, July 25 – August 23, 2018, Japan)

スクリーンショット

(Source : Apple App Store)